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症例 #1
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患者背景: 18 歳, 女性
適応: 外傷、頸椎CTで骨折なし

症例 #1

所見

診断

環椎後頭関節離開

サンプルレポート

歯突起尖端靱帯の断裂および両側C1-C2関節包損傷が懸念される環椎後頭関節離開に一致する所見。斜台歯突起間隔および両側C1-C2関節の軽度開大を伴う。被蓋膜は無傷と思われる。

前方および後方環椎後頭膜ならびに多椎間の棘間靱帯・項靱帯を含む広範な靱帯損傷。

C1レベルの脊髄挫傷を伴う歯突起周囲の出血。周囲の浮腫は延髄尾側からC2-C3レベルまで及ぶ。

C2から上位胸椎に及ぶ大きな硬膜外血腫で、本検査では不完全に評価され、多椎間の軽度脊柱管狭窄をもたらしている。この貯留のより完全な評価のため、専用胸椎および腰椎MRIを検討する。

広範な椎体前方浮腫/血腫。

急性骨折を示唆する所見なし。

考察

  • 環椎後頭関節は高エネルギー外傷、特に小児で損傷されることが多く、重篤であるがCT上ではしばしば微細な所見のみを伴う
  • 外傷症例ではこれらの損傷を見逃さないよう、以下のアノテーション画像に示す間隔を必ず評価すること
  • 安定化靱帯の多くはMRI上で同定・評価が可能であり、以下のアノテーション画像に示す
  • 頭蓋頸椎接合部の安定化に最も重要な2つの靱帯は、翼状靱帯(歯突起から後頭顆へ斜めに走行する)および被蓋膜(後縦靱帯の上方延長)である

注釈付き画像とイラスト

Atlantooccipital Dissociation 1.1

Atlantooccipital Dissociation 1.1

Coronal C Spine Ligaments

Coronal C Spine Ligaments

Sagittal Cervical Spine Ligaments

Sagittal Cervical Spine Ligaments

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