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症例 #1
患者背景: 60 歳, 女性
適応: 急性呼吸不全

症例 #1

所見

胸部X線

  • 斑状両側底部陰影と微量の両側胸水を伴う中心性間質肥厚
  • 気管内チューブ先端は気管分岐部の4 cm上方に投影
  • 胃吸引チューブ先端は胃前庭部上に投影
  • 両側横隔膜ペーシングワイヤー

CT

胸部

  • 広範な気管気管支管腔内残渣、特に下葉で顕著
  • 両側下葉の背側依存性コンソリデーション
  • 右少量および左微量の胸水
  • 気管内チューブは中部胸部気管の気管分岐部上方で終端
  • 左甲状腺葉に微小な低吸収結節、さらなる画像評価を要する大きさではない

上腹部

  • 両側横隔膜ペーシングワイヤー
  • 胃吸引カテーテルが胃内に走行

筋骨格系

  • T9圧迫骨折、中央約20%の椎体高減少、骨片後方突出なし

診断

誤嚥

サンプルレポート

大量誤嚥に合致する所見。

時期不明のT9圧迫骨折、骨片後方突出なし。このレベルの圧痛との関連を推奨する。

考察

  • 誤嚥は、吸引された物質の量と性状に応じて様々な画像所見を呈する
  • 気道内の残渣は手がかりとなるが、気道炎症(例:気管支炎)でも管腔内分泌物が増加し、誤嚥液と同様に見えるため完全に特異的ではない
  • 以下は考えうる画像所見である:
    • Tree-in-bud結節:微量の誤嚥が散在する末梢細気管支と肺胞を満たすが、融合性陰影を生じるほどではない
    • すりガラス影:より大量の誤嚥により隣接する肺胞のより融合した陰影化が生じるが、吸引物の濃度は肺間質を完全に覆い隠すほどではない
    • Crazy paving pattern(斑状すりガラス影と小葉間隔壁肥厚):慢性反復性誤嚥の患者では、吸引物を除去しようとする慢性間質炎症とリンパ管拡張に伴い、すりガラス陰影の移動性領域と小葉間隔壁肥厚が生じうる
    • コンソリデーション:さらに大量の誤嚥では、周囲の間質構造を覆い隠すのに十分な高濃度で肺胞を満たしうる

注釈付き画像とイラスト

Soft tissue attenuation material filling left lower lobe bronchi (red arrows), most concerning for large volume aspiration.

Soft tissue attenuation material filling left lower lobe bronchi (red arrows), most concerning for large volume aspiration.

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