所見
- 左前頭葉内下部の急性期の小さな脳実質内血腫と、周囲の軽度の血管原性浮腫
- 左よりも右優位に側脳室後角に層状に貯留するごく少量の急性期出血
- 四丘体槽に層状に貯留するごく少量の急性期くも膜下出血
- 大脳鎌および左テントに沿って層状に広がる薄い急性期硬膜下血腫
- 左頭頂部の頭皮挫傷
診断
多区画性の頭蓋内出血
サンプルレポート
左前頭葉内下部に約7×3×7 mmの急性期の小さな脳実質内血腫を認め、周囲に軽度の血管原性浮腫を伴う。これに伴う有意な圧排効果やヘルニアを示す所見はなし。
左よりも右優位に側脳室後角にごく少量の急性期出血が層状に貯留し、四丘体槽にもごく少量の急性期くも膜下出血が層状に貯留している。水頭症はなし。
大脳鎌および左テントに沿って層状に広がる薄い急性期硬膜下血腫を認め、厚さは最大2 mmである。
左頭頂部の頭皮挫傷を認めるが、その直下の頭蓋冠骨折はなし。
考察