所見
- 両側急性期Le Fort I型・II型骨折で、鼻前頭縫合に及ぶ両側鼻背骨折、両側眼窩内側壁および眼窩底の骨折、右上顎洞の内側壁および外側壁の骨折、左上顎洞全壁の骨折、鼻中隔骨折、および両側翼状突起骨折を伴う
- 線状骨折が硬口蓋を貫通して歯槽堤に達し、切歯孔に及んでいる
- 両側篩骨洞、上顎洞、蝶形骨洞の血性貯留
- 両側の中耳および乳突蜂巣の骨梁破壊で、耳小骨のびらんと、左よりも右優位の中耳内の異常軟部組織濃度を伴う
診断
両側Le Fort I型・II型骨折
サンプルレポート
両側急性期Le Fort I型・II型骨折で、両側眼窩底骨折を含むが外眼筋嵌頓を示す所見はなし。眼球は保たれている。
線状骨折が硬口蓋を貫通して歯槽堤に達し、切歯孔に及んでいる。
両側の中耳および乳突蜂巣の骨梁破壊で、耳小骨のびらんと、左よりも右優位の中耳内の異常軟部組織濃度を伴う。所見は時期の判定が困難な融合性乳様突起炎あるいは真珠腫による変化を表す可能性がある。
考察