所見
- 両側C2椎弓根と歯突起基部後方を通る急性軽度転位性骨折。骨折は左では椎弓とC2-C3椎間関節に及び、右では横突孔に及ぶ
- 左C2-C3 perched(嵌り込み)椎間関節
- C2-C3における局所的後弯と軽度前方すべり
- 同レベルの薄い腹側硬膜外血腫(軽度の中心性狭窄に寄与)
- 軽度の椎体前浮腫
診断
椎間関節アライメント異常
サンプルレポート
C2椎弓根と歯突起基部後方を通る急性軽度転位性骨折。左では椎弓とC2-C3椎間関節に及び、右では横突孔に及ぶ。C2のC3に対する3mmの前方すべり、局所的後弯、および左C2-C3 perched椎間関節を伴い、広範な靱帯損傷が懸念される(MRIで評価可能)。
同レベルの約2mmの薄い腹側硬膜外血腫は、上記の外傷性アライメント異常と合わせて軽度の中心性狭窄に寄与している。MRIで脊髄損傷を評価可能である。
C2-C3における外傷性アライメント異常と右側横突孔への骨折進展を考慮し、血管損傷評価のため頸部CTAを推奨する。
考察