所見
- C2-T4レベルに及ぶ咽頭後間隙および椎体前間隙の大きな辺縁増強を伴う多房性液体貯留、声門上気道に著明な圧排効果を及ぼし著しく狭小化
- C6-C7椎間板に関連する終板びらん性変化、椎間板腔の後方拡大および局所的後弯を伴う。C6-C7椎間関節後方の拡大も認める
- 液体貯留は左椎骨動脈を取り囲み、同動脈は開存。右椎骨動脈および両側頸動脈鞘にも接している
診断
椎体前膿瘍
椎間板炎
サンプルレポート
C2-T4レベルに及ぶ(後方は上縦隔にわずかに至る)大きな椎体前膿瘍、7 x 5 x 15 cm、声門上喉頭に圧排効果を及ぼし著しく狭小化。
食道との交通を示唆するガス像なし。
C6-C7終板びらん性変化、椎間板腔後方および両側椎間関節の拡大を伴う。所見は隣接する椎間板炎/骨髄炎が疑われ、造影前後の頸椎MRIでさらに評価可能。
上記膿瘍は左椎骨動脈を取り囲み、右椎骨動脈および頸動脈鞘に接しているが、有意な狭窄や血栓症の所見なし。
考察