所見
- 高吸収物質を含む右上顎洞の完全混濁。右副鼻腔自然口ルート(OMU)パターンの広範な副鼻腔病変
- 右上顎洞後壁の複数の脱灰化と上顎洞後方脂肪織への浸潤
- 左顎下腺管内の偶発的唾石、腺萎縮を考慮すると慢性所見と考えられる
- 後縦靭帯骨化によるC6-C7での中等度の脊柱管狭窄
診断
侵襲性真菌性副鼻腔炎
サンプルレポート
高吸収物質が混在する右上顎洞の完全混濁は、濃縮分泌物または真菌のコロニー形成と考えられる。右上顎洞後壁の複数の脱灰化と後上顎脂肪の脂肪織混濁は、侵襲性真菌性副鼻腔炎などの侵襲性疾患が疑われる。造影/非造影顔面MRIにより、特に頭蓋内進展の有無を含めた病変範囲の精査が可能である。
考察