所見
- 浮腫性で肥厚した胆嚢壁
- 胆嚢は拡張しておらず、胆石は認めない
- 肝臓は頭尾径21.6 cmと腫大しており、軽度の結節状表面の可能性がある
- 肝実質のびまん性エコー輝度上昇により、肝内門脈および肝静脈ならびに肝内胆管の評価が著しく制限される
- 主門脈内の双方向性血流の所見
- 脾臓、腎臓、および膀胱は正常な外観
- 描出された膵臓は正常に見える
- 描出された腹部大動脈は正常な口径である
診断
肝炎
サンプルレポート
肝実質のびまん性エコー輝度上昇を伴う肝腫大、脂肪肝を示唆し、肝内静脈および胆管の評価が制限される。主門脈内の双方向性血流の所見はアーチファクトの可能性があるが、実際であれば肝内疾患に関連しうる。一方、脾臓は正常な大きさであり、腹水は認めない。
拡張や胆石を伴わない浮腫性で肥厚した胆嚢壁は、隣接する肝疾患に関連すると考えられる。
軽度の結節状肝表面の可能性、肝硬変性変化が懸念される。
考察