調査結果
- 右眼窩下壁吹き抜け骨折で、骨折部位を通じた眼窩脂肪の下方ヘルニアを伴う。骨折は眼窩下孔および右上顎洞の前壁・後壁を通じ下方に進展し、右上顎洞の血液貯留を伴う
- 左翼状突起板および左上顎洞後壁の急性骨折
- 視神経付着部付近の球後眼窩内脂肪織の軽度濃度上昇
- 右頬骨弓に重なる複数のX線不透過性皮下異物を伴う広範な顔面軟部組織腫脹
- 多数の齲歯と根尖部透亮像。副鼻腔の炎症性粘膜肥厚は歯原性と考えられる
診断
眼窩吹き抜け骨折
サンプルレポート
右眼窩下壁吹き抜け骨折で、骨折部位を通じた眼窩脂肪の下方ヘルニアを伴う。骨折は眼窩下孔および右上顎洞の前壁・後壁を通じ下方に進展し、右上顎洞の血液貯留を伴う。
外眼筋嵌頓の画像所見は認めない。視神経付着部付近の球後眼窩内脂肪織の軽度濃度上昇は、微量の出血の可能性がある。眼球突出なし。眼球は保たれている。
左翼状突起板および左上顎洞後壁の急性骨折。
右頬骨弓に重なる複数のX線不透過性皮下異物を伴う広範な顔面軟部組織腫脹。
多数の齲歯と根尖部透亮像。副鼻腔の炎症性粘膜肥厚は歯原性と考えられる。
議論