所見
- びまん性脳室拡大と大脳容積減少、境界域の鋭角な脳梁角(約90度、正常=100-120度)、および融合性の脳室周囲低吸収域
- 頭蓋内動脈硬化性石灰化
- 副鼻腔の炎症性粘膜肥厚
診断
代償性脳室拡大と正常圧水頭症の鑑別
サンプルレポート
びまん性脳室拡大を認め、びまん性大脳容積減少に伴う代償性拡大の可能性がある。しかし、融合性の脳室周囲白質低吸収域、境界域の鋭角な脳梁角(約90度、正常=100-120度)、および頻回の転倒の臨床歴を考慮すると、正常圧水頭症を検討すべきである。
急性大血管領域梗塞、腫瘤効果、出血の所見なし。ただし、CTは発症後24-48時間以内の急性梗塞の検出には比較的感度が低く、臨床的懸念が持続する場合はMRIを検討すべきである。
考察