調査結果
下部胸郭
- 軽度の小葉中心性肺気腫
- 舌区の4 mmの結節
- 左下葉の石灰化肉芽腫
- 中等度の冠動脈石灰化
腹部/骨盤
- 部分的に石灰化した3 x 2 cmの小腸間膜軟部組織腫瘤に隣接する腹部中央部の移行帯を伴う、近位および中部小腸の複数ループの拡張、線維形成反応を伴う
- 腸管間液貯留および多発リンパ節腫大を伴う小腸間膜のびまん性脂肪織濃度上昇
- 多発後腹膜リンパ節腫大、指標となる左傍大動脈リンパ節の短径2.4 cm
- 少量の腹腔骨盤腔腹水
- 肝腫大、右葉前面の結節状表面輪郭
- 境界不明瞭な多発低吸収肝病変
- 胆嚢内に沈殿する高吸収物質、胆泥または小結石の可能性
- 脾臓の石灰化肉芽腫
- 軽度のびまん性膵萎縮
- 右腎上極の点状非閉塞性結石
- 左腎のサブセンチメートル低吸収病変、性状評価困難
- 骨盤内に沈殿する少量の腹腔内遊離液
- 動脈瘤を伴わない腹部大動脈および分枝の動脈硬化性石灰化
筋骨格系
- 急性骨所見なし
- 脊椎の軽度変性変化
- 軽度の体壁浮腫
診断
腸カルチノイド腫瘍による小腸閉塞
サンプルレポート
腹部中央部の腸間膜腫瘤に隣接する移行帯を伴う高度小腸閉塞が懸念される所見。この腫瘤の画像的特徴はカルチノイド腫瘍を示唆する。
小腸間膜および後腹膜の転移性リンパ節腫大の疑い、および転移性肝病変。精査のためDOTATATE-PETを検討。
舌区の非特異的4 mm肺結節。フォローアップ画像での注意を推奨。
右葉前面に沿った軽度結節状の表面輪郭。肝硬変の臨床検査所見との相関を推奨。
議論
参考文献